マル子のブログ:きいてみる・看る はじめての勉強会

人とコミュニケーションをとる時に相手を怒らせたり傷つけたりすることを心配するあまり、話すのに迷うことはありませんか?

 

私はもともと内向的な性格で、コミュニケーションをとることに苦手意識があります。人とコミュニケーションをとる場面ではあまりポンポンと言葉が出てきませんし、相手に瞬発的に返事をすることもできず、毎回とてもエネルギーを使います。自分や相手が話す言葉一つ一つの意味や影響力を考えすぎて、自らコミュニケーションのハードルを上げているのかもしれません。

 

密なコミュニケーションが必要な看護の仕事に私のこの性分は向いていないと思うこともありますが、コミュニケーションに使えるエネルギー量を日々意識してきたことで習慣にになった私の省エネ思考は、一回一回のコミュニケーションを無駄にせず、「このコミュニケーションは何のためのものなのか、誰のためになるのか」と強い目的を意識を持って仕事に臨むことに役立ってもいて、私だからこそできる看護もあるのではないかと思いもします。それが思い違いではなかったと時々実感できることが、私が今も看護の仕事を続けている理由の一つです。

 

話が仕事を続けている理由に広がってしまってすみません。以下でその訳を踏まえ、ようやくですが本題に移ろうと思います。

 

私のコミュニケーションのとり方には余裕や円滑さの無さとは別の、もっと根本的な短所があるなと強く感じたのが今回の川名さんの勉強会でした。

 

まだ学んだことを整理できてないのですが、私が仕事でやりがちなリスク回避的で、先回りするようなコミュニケーションというのは、全然「現在」の相手を見ていなくて、本当の意味のコミュニケーションではないなと川名さんから話を伺っていて反省しました。

 

仕事柄なかなか難しいと感じるところもありますが、それを言い訳にせず、相手と本当の意味のコミュニケーションがとれるように精進していこうと思います。